sachispica l'espace

五感体感大切に 理知的に世界を眺めて行こう

穏やかにはじめよう

陰ヨガの先生、Victor Chng先生おすすめの生命力アップの呼吸法

 

私が毎日の練習の時や、朝の始まりにしているおすすめの呼吸法をお伝えします。

Victor先生がFacebookでもシェアしてくださり、yinyoga japanの友季湖先生が訳したものを参考にして書いています。

1日の始まりをこの呼吸からしてあげると活力を感じられますよ。

私は朝は起きてトイレを済ませ、口の中を清潔にしお白湯を少し飲んだ後に、

脳が外向きになる前にしています。

身体と心を穏やかに落ち着けることができて、今の状況に必要な呼吸法と感じます。

仰向けになって行う横隔膜呼吸は、体の構造と心をリセットするのに非常に有効だそうです。

是非試してみてください☺︎

 

 

仰向けになって、ひざを曲げて、足は腰幅で真ん中でひざを合わせます。

(陰ヨガでするコンストラクティブレストポーズ)

身体全体がその場所、床やマットに力みなくべたーっと降りて行くように。

片手を胸の真ん中辺りに、片手をおへそに当てましょう。

息を吸う時は、背中が軽く床を押して地面の反力が戻ってくるのを感じ、

あばら骨の両側の広がりを感じるように。

そして更に下腹部のスペースに向けて吸ってみます。

下腹部が広がったら、その緊張を保ったまま、吐くときはおへそを軽く凹ませます。

ただし、呼吸している間は過度にお腹を緊張させないように気を付けてみましょう。

力で行わず、肩で息をしないように自然な呼吸を観察していくように。
この呼吸を8〜9回繰り返していきます。

 

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横隔膜は胸部と腹部の間でピストンのように上下して動いており、

収縮すると骨盤底の方に下がって平らになります。

力が上から加わるか下から加わるかでその形状が変わるそうです。

さらに動きに伴って肋骨を持ち上げるので、間接的に肋骨の間を広げます。

横隔膜の前側の筋繊維は短く、背中側に近づくにつれて長くなっているそう。

そのため前側よりも、後ろ側のほうの動きが大きくなります。

横隔膜と骨盤の横隔膜と言われている骨盤底筋は拮抗筋であり、

このふたつの筋群が支え合う関係になって動いています。

普段このような横隔膜の収縮を感じるのは難しいかと思いますが、

仰向けの姿勢になることで自然に自重を下ろしやすく、

胸や前側を無駄に固めずに背中側に拡がりを感じやすいと思います。

 

朝一番だけでなく、リフレッシュしたい時、寝る前でも良いと思います。

ご自身をリセットしたくなったらいつでもどうぞ〜

是非試してみてくださいね☺︎